专利摘要:

公开号:WO1990010831A1
申请号:PCT/JP1990/000319
申请日:1990-03-13
公开日:1990-09-20
发明作者:Ryohei Tsukamoto;Tadanobu Hosaka;Akio Nara;Takashi Kojima;Hidetaka Hayashi
申请人:Inax Corporation;
IPC主号:F24H9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 温風機制御装置
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は、 ノヽ ン ド ド ラ イ ヤ、 へ ア ド ラ イ ヤ等の温風乾 燥機制御装置や、 台所や ト イ レ な どの足元ヒ ータ 、 電気 ス ト ーブ等の温風暖房機制御装置な ど に好適な温風機制 御装置 に 関 し 、 と く に 電気 ヒ ー タ を通電 し た後 に 電動 フ ア ン を通電す る温風機制御装置に かかわ る。
[0005] 背景技術
[0006] 一般に、 使用者の手に向か っ て温風を吹き付け る ため の ノ、 ン ド ド ラ イ ヤの制御装置は、 例 え ば超音波セ ン サ、 焦電セ ン サ、 光電セ ン サ等の非接触式のス ィ ッ チ に よ つ て、 使用者の手を検出す る と 同時に、 電気ヒ ータ お よび 電動フ ァ ン の電動モータ に通電す る も の で あ っ た。
[0007] こ の よ う な装置 に おいて は、 セ ン サ部 に よ っ て使用者 の手を検出す る と 同時に電気ヒ ータ お よ び電動モータ へ の通電を開始す る ため、 電気ヒ ータ が十分加熱 し ない間 に電動フ ァ ン に よ り 空気流が発生す る。 こ の ため、 初め に使用者の手に向か っ て冷風が吹き付け ら れる ので使用 感が悪い と い う 課題があ っ た。
[0008] 上記の課題を解決す る た め に 、 従来 よ り 、 常時電気 ヒ ータ を通電する こ と に よ っ て、 使用者の手を検出す る と 同時に電動モータ を通電 して、 直ち に温風を吹き 出さ せ る よ う に した装置 (前者) が提案されて い る。
[0009] しかる に、 常時電気ヒータ を通電してお く 、 電気ヒー タ の予熱制御を採用 し た前者の装置に おいて は、 過大な 電力を消費す る と と も に、 電気ヒ ータ が常時加熱状態に あ る ため に、 他の部品に悪影響を及ぼす恐れがある と い う 課題があ っ た。
[0010] ま た 、 第 7 図 に 示 す よ う な遅延回路 を有す る 装置 1 0 0 も提案さ れて い る 。
[0011] こ の装置 1 0 0 は、 メ イ ンスィ ッ チ (図示せず) を操 作 して電源を投入する と 、 発振回路 1 0 1 に よ っ て、 電 気信号がセ ン サ部 1 0 2 に送 ら れ る 。 セ ン サ部 1 0 2 に よ り 使用者の手が検出される と 、 セ ンサ部 1 0 2 か ら電 流信号が電流電圧変換回路 1 0 3 に送 ら れる。 こ の電流 信号 は、 電流電圧変換回路 1 0 3 で電圧信号 に変換さ れ、 つづい て増幅回路 1 0 4 で増幅される。 こ の増幅電 圧は、 比較回路 1 0 5 に送られ、 比較回路 1 0 5 内で予 め設定さ れた基準電圧と比較さ れる。 こ の と き、 増幅電 圧が基準電圧よ り も大き い と 、 比較回路 1 0 5 か ら オ ン 信号が第 1 タ イ マ回路 1 0 6 に送 ら れる。
[0012] そ し て 、 第 1 タ イ マ 回路 1 0 6 は 、 ト ラ ン ジ ス タ 1 0 7 を所定時間 ( 1 〜 3 秒間 ) だ けオ ン す る と と も に 、 ア ン ド 回路 1 0 8 に オ ン信号を送る 。 こ の 卜 ラ ン ジ ス タ 1 0 7 のオ ン に よ り 電気ヒ ータ 1 0 9 が電源に電気 的 に接続さ れ る 。 ま た、 ト ラ ン ジス タ 1 0 7 の オ ン に よ り 遅延回路 1 1 0 に オ ン信号が送 ら れ る 。 遅延回路 1 1 0 は、 オ ン信号が送られてか ら遅延時間 ( 5 〜 1 0 秒間) だけ遅延させて ア ン ド回路 1 0 8 に オ ン信号を送 る 。 第 1 タ イ マ回路 1 0 6 と遅延回路 1 1 0 と の両方か ら オ ン信号が送 ら れた時に ア ン ド回路 1 0 8 ほ、 オ ン信 号を第 2 タ イ マ回路 1 1 1 に送る。 そ して、 第 2 タ イ マ 回路 1 1 1 は、 ト ラ ン ジ ス タ 1 1 2 を所定時間 ( 1 〜 3 秒間) だ け オ ン す る 。 こ の ト ラ ン ジ ス タ 1 1 2 の オ ン に よ り 卜 ラ イ ア ヅ ク (図示せず ) がオ ン され、 電動フ ァ ン 1 1 3 が電源に電気的 に接続さ れる。 こ の た め 、 使用 者の手 に向か っ て温風が吹き付け ら れる。
[0013] こ の装置 1 0 0 に お い て は 、 遅延回路 1 1 0 に よ っ て 電動 フ ァ ン の起動が電気ヒ ー タ の起動よ り 遅延時間だ け 遅れ る 。 ノ、 ン ド ド ラ イ ヤ ほ、 温風を吹き付けて使用者の 手を迅速に乾燥させ る こ と が 目 的であ る。 こ の ため、 直 ち に 温風を使用者の手 に 吹 き 付 け る こ と が で き な い後 者の装置で は、 使用感が非常 に悪い と い う 課題が あ つ た。
[0014] 発明の開示
[0015] 本発明 は、 電気 ヒ ー タ の予熱制御を採用 す る こ と な く 、 直ち に しか も初めか ら温風を吹き 出す こ と の可能な 温風機制御装置の提供を 目 的 と する。
[0016] 本発明の温風機制御装置は、 通電される と 使用者の身 体に向か う 空気流を発生させ る電動フ ァ ン と 、 通電さ れ る と 前記電動フ ァ ン に よ っ て前記使用者の身体に向か う 空気を加熱する電気ヒ ータ と 、 第 1 検出範囲内で第 1 被 検出物を検出す る と と も に 、 第 2 検出範囲内で第 2 被検 出物を検出する非接触式の検出手段を有し、 前記検出手 段に よ っ て前記第 1 検出範囲内で前記第 1 被検出物を検 出 し た時 に前記電気 ヒ ー タ を通電 し 、 前記検出手段 に よ っ て前記第 2 検出範圆内で前記第 2 被検出物を検出 し た時に前記電動フ ァ ン を通電す る制御回路 と を備え た構 成を採用 し た。
[0017] 本発明の温風機制御装置は上記構成に よ り つ ぎの作用 を有する。
[0018] 制御回路に よ っ て、 非接触式の検出手段に よ り 第 1 検 出範囲内で第 1 被検出物を検出する と 、 同時に電気ヒ ー タ を通電する。 続いて、 制御回路に よ っ て、 非接触式の 検出手段に よ り 第 2 検出範囲内で第 2 被検出物を検出す る と 、 同時に電動フ ァ ン を通電する。 こ のため、 直ち に しか も初めか ら使用者の身体に向か っ て電気ヒ ータ に よ り 十分加熱された空気が吹き付け られる。
[0019] 図面の簡単な説明
[0020] 第 1 図は本発明の第 1 実施例を採用 し たハ ン ド ド ラ イ ャ制御装置を示す概略図、 第 2 図はそ の制御回路の回路 図、 第 3 図ほ制御回路のセ ン サ部の検出範囲を示す概略 図、 第 4 図は制御回路の通電制御の作動フ ローチ ャ ー ト であ る。 第 5 図は本発明の第 1 実施例を採用 し たハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置の制御回路の回路図、 第 6 図ほ制御回 路のセ ンサ部の検出範囲を示す概略図であ る。 第 7 図は 従来のハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置を示す回路図である。 発明を実施する ための最良の形態
[0021] 本発明の温風機制御装置の実施例を第 1 図ない し第 6 図 に基づ き説明す る 。
[0022] 第 1 図は本発明の一実施例を採用 し たハ ン ド ド ラ イ ヤ 制御装置を示す。
[0023] 1 ほ本発明の温風機制御装置を採用 し たハ ン ド ド ラ イ ャ制御装置を示す。
[0024] ノ、 ン ド ド ラ イ ヤ制御装置 1 は、 例えば洗面所の壁面に 配置さ れ、 取付板 2 に固着された通風ダク 卜 3 と 、 該通 風ダク 卜 3 に収納さ れた電動フ ァ ン 4 お よ び電気ヒ ータ と し て の P T C ヒ ータ 5 と 、 電動フ ァ ン 4 お よ び P T C ヒ ータ 5 を通電制御する制御回路 6 と か ら構成されてい る 。
[0025] 取付板 2 は、 通風ダク ト 3 および制御回路 6 を収納、 保持す る ためのハ ウ ジング (第 3 図に記載) 2 1 の内壁 に固着さ れて レヽ る 。 こ の取付板 2 に ほ、 通風ダク ト 3 を 固定す る ためのブラ ケ ッ ト 2 2 が締結さ れ、 制御回路 6 を保持す る保持台 2 3 が固定さ れてい る。
[0026] 通風ダク 卜 3 は、 使用者の手に向か っ て空気を送る た め の も の で あ っ て、 ス ク ロ ールケー シ ン グ 3 1 、 上側ダ ク ト 3 2 お よび下側ダク 卜 3 3 か ら構成さ れてい る。 ス ク ロールケ一シ ング 3 1 は、 電動フ ァ ン 4 を収納する も の で、 ブラ ケ ッ 卜 2 2 を介 して取付板 2 に取付け ら れ、 側面に内部に空気を吸入す る ための吸入口 3 4 が形成さ れて い る 。 上側ダク ト 3 2 は、 ス ク ロ ール ケー シ ン グ 3 1 の吹出側に連結され、 スク ロールケーシ ング 3 1 の 吸入口 3 4 か ら吸入された空気を P T C ヒ ータ 5 に導 く 。 下側ダク ト 3 3 は、 上側ダク 卜 3 2 の吹出側に連結 され、 使用者の手に向か っ て空気を吹き 出す吹出口 3 5 が形成さ れてい る。 本実施例に おいて、 吹出口 3 5 ほ、 天地方向の地方向に向か っ て開口 してい る。 ま た、 下側 ダク ト 3 3 の左右側壁に は、 検出手段を取付け る ための 取付金具 3 6 が固着されてい る。
[0027] 電動フ ァ ン 4 は、 フ ァ ン 4 1 お よ び電動モータ 4 2 か ら構成さ れている。 フ ァ ン 4 1 は、 通風ダク 卜 3 内に お いて使用者の手に向か う 空気流を発生させ る。 電動モー タ 4 2 ほ、 通電 (以下オ ン と呼ぶ) される と フ ァ ン 4 1 を所定の回転速度で回転させ、 通電が遮断 (以下オ フ と 呼ぶ) される と フ ァ ン 4 1 の駆動を停止す る。 ま た、 電 動フ ァ ン 4 と ス ク ロ ールケーシ ン グ 3 1 と か ら遠心式送 風機が構成さ れる。
[0028] P T C ヒ ータ 5 は、 上側ダク ト 3 2 と下側ダク ト 3 3 と の間に組み込ま れ、 オ ン される と速やか に設定温度ま で昇温 して通風ダク ト 3 内を通過す る空気を加熱す る も の であ る。 こ の P T C ヒ ータ 5 は、 正温度係数のサー ミ スタ であ っ て、 放熱フ ィ ン等か ら な る。 P T C ヒータ 5 は、 上下端部が窓付き の絶縁板 5 1 で挟持さ れてお り 、 周囲が上側ダク ト 3 2 ま た は下側ダク ト 3 3 に固定され る 口 の字型のホルダー 5 2 に保持されている。
[0029] 第 2 図はハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置 1 の制御回路 6 の回 路図を表す。
[0030] 制御回路 6 の主要部は、 取付板 2 の保持台 2 3 に保持 さ れて い る 。 制御回路 6 は、 商用電源 に ト ラ ン ス 6 1 を 介 し て接続さ れて い る 。 ト ラ ン ス 6 1 ほ、 交流 1 0 0 V を降圧 し整流す る こ と に よ っ て制御回路 6 に直流 1 2 V の駆動電圧を供給す る も の で あ る 。
[0031] ま た 、 制御回路 6 に は 、 ヒ ー タ 用 ス イ ッ チ ン グ回路 6 2 を介 し て P T C ヒ ー タ 5 が接続 さ れ、 フ ァ ン 用 ス ィ ツ チ ン グ回路 6 3 を介 し て電動 フ ァ ン 4 の電動モータ 4 2 が接続さ れて レヽ る 。
[0032] ヒ ー タ 用 ス イ ッ チ ン グ回路 6 2 は、 ヒ ータ 用 卜 ラ ン ジ ス タ 6 2 a お よ び ヒ ー タ 用 卜 ラ イ ア 、ジ ク 6 2 b を有す る 。 ヒ ー タ 用 ト ラ ン ジ ス タ 6 2 a は 、 ベ ー ス が オ ン さ れ る と ェ ミ ッ タ と コ レ ク タ と の間が導通す る ため、 ヒ ータ 用 ト ラ イ ア ツ ク 6 2 b に 通電 さ れ る 。 ヒ ー タ 用 ト ラ イ ア ツ ク 6 2 b は 、 オ ン さ れ る と P T C ヒ ー タ 5 と 、 ヒ ュ ーズ 6 4 お よ びメ イ ン ス ィ ッ チ 6 5 を介 し て商用電 源 と の間を電気的 に接続す る 。
[0033] フ ァ ン 用ス イ ッ チ ン グ回路 6 3 は 、 フ ァ ン 用 卜 ラ ン ジ ス タ 6 3 a お よ び フ ァ ン 用 卜 ラ イ ア ヅ ク 6 3 b を有 す る 。 フ ァ ン 用 ト ラ ン ジ ス タ 6 3 a は 、 ベ ー ス が オ ン さ れ る と エ ミ 、:/ タ と コ レ ク タ と の間が導通す る た め、 フ ァ ン 用 ト ラ イ ア ツ ク 6 3 b も 通電 さ れ る 。 フ ァ ン 用 ト ラ イ ァ 、ジ ク 6 3 b は、 オ ン さ れ る と 電動 フ ァ ン 4 の電動モー タ 4 2 と 、 ヒ ュ ーズ 6 4 お よ びメ イ ン ス ィ ッ チ 6 5 を介 して商用電源 と の間を電気的 に接続す る 。
[0034] さ ら に、 こ の制御回路 6 は、 検出器 7 、 第 1 タ イ マ回 路 6 6 お よ び第 2 タ イ マ回路 6 7 を具備する。
[0035] 検出器 7 は、 発振回路 7 1 、 セ ン サ部 7 2 、 電流電圧 変換回路 7 4 、 増幅回路 7 5 、 第 1 比較回路 7 6 、 第 2 比較回路 7 7 か ら構成さ れる。
[0036] 発振回路 7 1 は、 メ イ ン ス ィ ツ チ 6 5 がオ ン さ れ商用 電源に接続されてい る間、 4 0 . 5 K H z の電気信号を セ ン サ部 7 2 に送る。
[0037] 第 3 図はセ ン サ部 7 2 の検出範囲を示す。
[0038] セ ンサ部 7 2 ほ、 一対の送受信用超音波セ ン サ 7 3 か ら な り 、 第 3 図に も示すよ う に、 下側ダク ト 3 3 の左右 側壁に取付金具 3 6 に よ り 取付け ら れている。 こ れ らの 超音波セ ン サ 7 3 は、 検出範囲内 に検出物 ( 使用者の 手、 手以外の使用者の身体、 あるいは超音波が反射可能 な物体等が考え られるが、 主に使用者の手の場合が多い の で以下使用者の手 と い う ) が存在す る と 、 発振回路 7 1 か ら の電気信号に よ っ て発信 し た超音波が使用者の 手で反射される。 超音波セ ンサ 7 3 は、 こ の戻っ て き た 反射波を受信 した と する と 、 その反射波を電流信号に変 換して電流電圧変換回路 7 4 に送る。
[0039] 電流電圧変換回路 7 4 は、 超音波セ ン サ 7 3 か ら送 ら れて き た電流信号を電圧信号に変換する。
[0040] 増幅回路 7 5 は、 電流電圧変換回路 7 4 か ら送られて き た電圧信号の う ち低周波 ( 2 〜 2 0 H z ) 信号を増幅 し て 、 第 1 比較回路 7 6 お よ び第 2 比較回路 7 7 に送 る。 第 1 比較回路 7 6 は、 増幅回路 7 5 か ら送ら れて き た 増幅電圧 と 予め設定さ れた低基準電圧 ( V a ) と を比較 す る。 こ こ で 、 低基準電圧は、 検出範囲が大き い第 1 検 出範囲 (第 3 図で示 し た破線で囲ま れた範囲) a 内で使 用者の手 (第 1 被検出物) を検出 し た際、 第 1 比較回路 7 6 に送 ら れ て く る 電圧 に等 し い。 こ の第 1 比較回路 7 6 は、 増幅電圧が低基準電圧に達 し た時、 第 1 タ イ マ 回路 6 6 に断続的なオ ン信号を送る。 逆に、 第 1 比較回 路 7 6 は、 増幅電圧が低基準電圧 に 達 し て い な い時、 第 1 タ イ マ回路 6 6 に オ フ信号を送る。
[0041] 第 2 比較回路 7 7 は、 増幅回路 7 5 か ら送 ら れて き た 増幅電圧 と予め設定された高基準電圧 ( V b ) と を比較 す る。 こ こ で 、 高基準電圧は、 検出範囲が小さ い第 2 検 出範囲 (第 3 図で示 し た一点鎖線で囲ま れた範囲) b 内 で使用者の手 (第 2 被検出物) を検出 し た際、 第 2 比較 回路 7 7 に送ら れて く る電圧に等 し く 、 低基準電圧よ り 高電圧に設定さ れて い る 。 こ の第 2 比較回路 7 7 は、 増 幅電圧が高基準電圧に達 し た時、 第 2 タ イ マ回路 6 7 に 断続的 なオ ン信号を送る。 逆に、 第 2 比較回路 7 7 は、 増幅電圧が高基準電圧に達 していない時、 第 2 タ イ マ回 路 6 7 に断続的なオ フ信号を送る。
[0042] 第 1 タ イ マ回路 6 6 は、 検出器 7 の第 1 比較回路 7 6 か ら断続的なオ ン信号が送 ら れて く る たび に 、 カ ウ ン ト を 0 に初期設定する。 ま た、 第 1 タ イ マ回路 6 6 は、 力 ク ン ト を開始 してか ら所定時間 (例え ば 1 〜 3 秒間) だ け ヒ ータ 用 ト ラ ン ジスタ 6 2 a に連続的なオ ン信号を出 力す る 。 逆 に 、 第 1 タ イ マ 回路 6 6 は、 第 1 比較回路 7 6 か ら オ フ信号が送られて く る と ヒ ータ 用 ト ラ ン ジス タ 6 2 a に オ フ信号を出力する。
[0043] 第 2 タ イ マ回路 6 7 は、 検出器 7 の第 2 比較回路 7 7 か ら断続的なオ ン信号が送 られて く る たびに、 カ ウ ン ト を 0 に初期設定す る。 ま た、 第 2 タ イ マ回路 6 7 は、 力 ゥ ン ト を開始 してか ら所定時間 (例え ば 1 〜 3 秒間) だ け フ ァ ン用ス イ ッ チ ン グ回路 6 3 の フ ァ ン 用 ト ラ ン ジス タ 6 3 a に連続的なオ ン信号を出力する。 逆に、 第 2 タ イ マ回路 6 7 は、 第 2 比較回路 7 7 か らオ フ信号が送ら れて く る と 、 フ ァ ン用 ト ラ ン ジス タ 6 3 a に オ フ信号を 出力す る。
[0044] 第 4 図ほ制御回路 6 の通電制御の作動フ ロ ーチ ャ ー ト を示す。 こ の作動 フ ロ ー チ ャ ー ト は 、 メ イ ン ス ィ ッ チ 6 5 がオ ン され、 制御回路 6 と商用電源 と が電気的 に接 続された時のみ実行される。
[0045] 範囲が大き い第 1 検出範囲 a 内で使用者の手を検出 し てい る か否かを判断する。 つま り 、 前記増幅電圧 ( V ) が 予 め 設定 さ れ た 低基準電圧 ( V a ) に 達 し て い る ( V ≥ V a ) か否かを判断する (ステ ッ プ S 1 ) 。 前記 増幅電圧が低基準電圧に達していない ( N o ) 時、 ヒ ー タ 用スィ チ ング回路 6 2 およびフ ァ ン 用スィ ツ チ ング 回路 6 3 にオ フ信号を出力する (ステ ッ プ S 2 ) 。 その 後にステ ッ プ S 1 以下の制御を錄 り 返す。 ス テ ッ プ S 1 に おいて、 前記増幅電圧が低基準電圧に 達 し て い る ( Y e s ) 時、 範囲が小さ い第 2 検出範囲 b 内で使用者の手を検出 してい る か否かを判断す る。 つ ま り 、 前記増幅電圧 ( V ) が予 め設定さ れ た高基準電圧 ( V b ) に達 し て レヽ る ( V ≥ V b ) か否か を判断す る ( ス テ ッ プ S 3 ) 。
[0046] 前記増幅電圧が高基準電圧 に 達 し て い な い ( N o ) 時、 ヒ ー タ 用 ス ィ ツ チ ン グ回路 6 2 に オ ン 信号を 出力 し、 フ ァ ン用スイ ッ チ ング回路 6 3 に オ フ信号を出力す る ( ス テ ッ プ S 4 ) 。
[0047] そ し て 、 カ ウ ン ト を 0 に初期設定 し た後 に 、 第 1 タ イ マ 回 路 6 6 に よ る カ ウ ン ト を 開始す る ( ス テ ッ プ
[0048] 5 5 ) 。 そ して、 カ ウ ン ト を開始 してか ら所定時間経過 し たか否かを判断す る ( ステ ッ プ S 6 ) 。 所定時間経過 し てレヽ ない ( N o ) 時、 カ ウ ン ト を開始 してか ら所定時 間経過す る ま でス テ ッ プ S 6 の制御を繰 り 返す。 カ ウ ン ト を開始 し て か ら所定時間経過し た ( Y e s ) 時、 カ ウ ン ト を終了 し た後 に ス テ ッ プ S 1 以下の制御を繰 り 返 す。
[0049] ス テ ツ ブ S 3 に おいて、 前記増幅電圧が高基準電圧に 達 し て い る ( Y e s ) 時、 ヒ ータ 用 ス イ ッ チ ン グ回路
[0050] 6 2 お よ びフ ァ ン用スィ ツ チ ング回路 6 3 に オ ン信号を 出力す る ( ステ ッ プ S 7 ) 。
[0051] そ し て 、 カ ウ ン ト を 0 に初期設定 し た後 に 、 第 2 タ イ マ 回路 6 7 に よ る カ ウ ン ト を 開始す る ( ス テ ッ プ S 8 ) 。 そ して、 カ ウ ン ト を開始 してか ら所定時間経過 し たか否かを判断する (ス テ ッ プ S 9 ) 。 所定時間経過 していない ( N o ) 時、 カ ウ ン ト を開始 してか ら所定時 間経過す る ま でス テ ッ プ S 9 の制御を繰 り 返す。 カ ウ ン ト を開始 してか ら所定時間経過 し た ( Y e s ) 時、 カ ウ ン ト を終了 し た後 に ス テ ッ プ S 3 以下の制御を繰 り 返 す。
[0052] 本実施例のハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置 1 の作動を第 1 図 ない し第 3 図に基づき説明す る。
[0053] 本作動は商用電源に制御回路 6 が接続されてい る と き のみ行われる。
[0054] メ イ ンスィ ッ チ 6 5 がオ ン される と 、 発振回路 7 1 か ら 4 0 . 5 K H z の電気信号がセ ン サ部 7 2 の両超音波 セ ン サ 7 3 に送 ら れ、 両超音波セ ン サ 7 3 か ら ほ ぼ吹出 口 3 5 の開口方向 (地方向) に向か っ て発信さ れる。
[0055] I . 第 1 検出範囲 a お よび第 2 検出範囲 b 内に使用者の 手が存在し ない時
[0056] 両超音波セ ンサ 7 3 か ら発信された超音波は、 第 1 検 出範囲 a 外に存在す る何等かの物体 (例え ば洗面所の床 な ど ) に よ っ て反射さ れ、 そ の反射を両超音波セ ン サ 7 3 ほ受信す る。 そ して、 戻っ て き た反射波は、 両超音 波セ ンサ 7 3 に受信され、 両超音波セ ン サ 7 3 で電流信 号に変換してから電流電圧変換回路 7 4 に断続的 に送ら れ る 。 電流電圧変換回路 7 4 に送 ら れて き た電流信号 は、 電圧信号に変換され、 増幅回路 7 5 で低周波信号が 増幅さ れた後に、 第 1 比較回路 7 6 と第 2 比較回路 7 7 と の両方 に送 ら れる。
[0057] 増幅回路 7 5 か ら送 られて き た増幅電圧 ( V 0 ) は、 第 1 比較回路 7 6 で予め設定された低基準電圧 ( V a ) と 比較さ れる。
[0058] し か し 、 そ の 増 幅 電 圧 ( V o ) は 、 低 基 準電圧
[0059] ( V a ) に達 していない ( V 0 < V a ) ため、 第 1 比較 回路 7 6 か ら 第 1 タ イ マ 回路 6 6 に オ フ 信号が送 ら れ る 。 こ の と き 、 第 1 タ イ マ回路 6 6 は、 ヒ ータ 用スイ ツ チ ン グ回路 6 2 の ヒ ー タ 用 ト ラ ン ジ ス タ 6 2 a に オ フ信 号を出力す る 。 こ の た め 、 ヒ ー タ 用 卜 ラ イ ア 、ソ ク 6 2 b が通電さ れず、 P T C ヒ ータ 5 がオ フ さ れる。
[0060] ま た 、 第 2 比 較 回 路 7 7 に お い て も 、 増 幅 電 圧
[0061] ( V 0 ) が高基準電圧 ( V b ) に 達 し な レ、 ( V o < V b ) ため、 第 2 比較回路 7 7 か ら第 2 タ イ マ回路 6 7 にオ フ信号が送 ら れる。 こ の と き 、 第 2 タ イ マ回路 6 7 は 、 フ ァ ン 用 ス イ ッ チ ン グ回路 6 3 の フ ァ ン 用 卜 ラ ン ジ ス タ 6 3 a に オ フ信号を出力する。 こ の ため、 フ ァ ン用 ト ラ イ ア ツ ク 6 3 b が通電されず、 電動フ ァ ン 4 の電動 モ ー タ 4 2 が オ フ さ れ る 。
[0062] II . 第 1 検出範囲 a 内の う ち斜線部分 (第 3 図) に使用 者の手が侵入した時
[0063] 第 1 検出範囲 a 内の う ち斜線部分 (第 3 図) に使用者 の手が存在す る と 、 両超音波セ ン サ 7 3 か ら発信された 超音波が使用者の手に よ っ て反射される。 そ して、 戻つ て き た反射波ほ、 両超音波セ ン サ 7 3 で電流信号に変換 してか ら電流電圧変換回路 7 4 に断続的 に送 ら れ、 電圧 信号に変換される。 そ して、 増幅回路 7 5 で低周波信号 が増幅 さ れ た後 に 、 第 1 比較回路 7 6 と 第 2 比較回路 7 7 と の両方に送 ら れる。
[0064] 増幅回路 7 5 か ら送られて き た増幅電圧 ( V , ) は、 第 1 比較回路 7 6 で予め設定された低基準電圧 ( V a ) と 比較 さ れ る 。 そ の増幅電圧 ( V , ) が低基準電圧
[0065] ( V a ) に達している ( V i ≥ V a ) ので、 第 1 比較回 路 7 6 か ら第 1 タ イ マ回路 6 6 に断続的なオ ン信号が送 ら れる。 ま た、 第 2 比較回路 7 7 に おい て は、 増幅電圧
[0066] ( V ! ) が高基準電圧 ( V b ) に達 し て い な い ( V j < V b ) た め、 第 2 比較回路 7 7 か ら第 2 タ イ マ回路 6 7 にオ フ信号が送 られる。 こ の ため、 上述の ご と く 、 電動フ ァ ン 4 の電動モータ 4 2 がオ フ さ れる。
[0067] 第 1 タ イ マ回路 6 6 では、 第 1 比較回路 7 6 か ら断続 的なオ ン信号が送 ら れて く る たびに、 カ ウ ン ト を 0 に初 期設定し、 カ ウ ン ト を開始す る。 そ して、 カ ウ ン ト を開 始 してか ら所定時間 (例えば 1 〜 3 秒間) だけ ヒ ータ 用 ト ラ ン ジスタ 6 2 a に連続的なオ ン信号を出力する。
[0068] ヒ ータ 用 ト ラ ン ジス タ 6 2 a は、 第 1 タ イ マ回路 6 6 か らオ ン信号が送られて き た際に、 ヒ ータ 用 ト ラ イ ア ツ ク 6 2 b を通電する こ と に よ っ て、 P T C ヒータ 5 と商 用電源と の間が電気的に接続される。 こ の ため、 P T C ヒ ータ 5 ほ、 オ ン されるので迅速に設定温度まで昇温し て い く 。 一方、 電動フ ァ ン 4 の電動モータ 4 2 は、 未だ オ フ さ れ て い る の で フ ァ ン 4 1 の駆動 ほ行わ れ な い 。 よ っ て、 通風ダク ト 3 の吹出口 3 5 か ら空気は吹き 出さ れ ない。
[0069] III . 第 2 検出範囲 b 内に使用者の手が侵入 し た時
[0070] 通風ダク ト 3 の吹出口 3 5 付近に手を近付けて、 第 2 検出範囲 b 内に使用者の手が侵入す る と 、 両超音波セ ン サ 7 3 か ら発信さ れた超音波が使用者の手に よ っ て反射 さ れる 。 そ して、 戻っ て き た反射波は、 両超音波セ ンサ 7 3 で電流信号に変換 してか ら電流電圧変換回路 7 4 に 断続的 に送 ら れ、 電圧信号に変換さ れる。 そ して、 増幅 回路 7 5 で低周波信号が増幅された後に、 第 1 比較回路 7 6 と 第 2 比較回路 7 7 と の両方に送ら れる。
[0071] 増幅回路 7 5 か ら送 られて き た増幅電圧 ( V 2 ) は、 第 1 比較回路 7 6 で予め設定さ れた低基準電圧 ( V a ) と 比較 さ れ る 。 そ の増幅電圧 ( V 2 ) は、 低基準電圧
[0072] ( V a ) よ り 大電圧であ る ( V 2 > V a ) の で、 第 1 比 較回路 7 6 か ら第 1 タ イ マ回路 6 6 に断続的なオ ン信号 が送 ら れる。 以下 P T C ヒ ータ 5 の通電制御は上述の作 動 と 同様な ため説明を省略す る。
[0073] ま た 、 増 幅 回 路 7 5 か ら 送 ら れ て き た 増 幅電 圧
[0074] ( V 2 ) は、 第 2 比較回路 7 7 で予め設定された高基準 電圧 ( V b ) と比較さ れる。 その増幅電圧 ( V 2 ) が高 基準電圧 ( V b ) に達 し て レヽ る ( V 2 ≥ V b ) の で、 第 2 比較回路 7 7 か ら第 2 タ イ マ回路 6 7 に断続的なォ フ信号が送 られる。
[0075] 第 2 タ イ マ回路 6 7 では、 第 2 比較回路 7 7 か ら断続 的なオ ン信号が送 られて く る たびに カ ウ ン ト を 0 に初期 設定 し、 カ ウ ン ト を開始す る。 そ して、 カ ウ ン ト を開始 し て か ら 所定時間 ( 例え ば 1 〜 3 秒間) だ け フ ァ ン 用 卜 ラ ン ジ ス タ 6 3 a に連続的 なオ ン 信号を 出力 し続 け る 。
[0076] フ ァ ン 用 ト ラ ン ジ ス タ 6 3 a は 、 第 2 タ イ マ回路 6 7 か ら オ ン信号が送 られて き た際に、 フ ァ ン用 ト ラ イ ア ツ ク 6 3 b を通電する こ と に よ っ て 、 電動フ ァ ン 4 の電動 モータ 4 2 と商用電源と の間を電気的に接続する。 こ の ため、 電動モータ 4 2 に よ っ て フ ァ ン 4 1 は所定の回転 速度で回転 し、 通風ダク ト 3 内 に空気流が発生す る 。 —方、 P T C ヒ ータ 5 は、 設定温度 ま で昇温 し て い る の で 、 通過す る空気を所定の温度 と な る よ う に 加熱す る 。
[0077] し たがっ て、 本実施例のハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置 1 に おいて は、 使用者が手を乾かそ う と して通風ダク ト 3 の 吹出口 3 5 付近に手を近付け た と 同時に、 初めか ら使用 者の手に向か っ て +分加熱さ れた温風を吹き付ける こ と が で き る 。
[0078] こ の ため、 従来の装置のよ う に、 使用者の手に向か つ て泠風が吹き付けた り 、 使用者の手に向か っ て温風が遅 延時間だけ遅れて吹き付けた り する と い う不具合を防止 する こ と ができ るので、 ハ ン ド ド ライ ャの使用感を飛躍 的 に向上させる こ と がで き る。
[0079] ま た、 手を全 く 検知 し なレヽ と き で も P T C ヒ ータ 5 を 通電予熱 し てお く と い う 予熱制御を行わ ないの で、 予熱 制御の よ う な過大な電力の消費を防止で き る と と も に、 P T C ヒ ータ 5 の予熱に よ る他の部品の加熱等の悪影響 を防止す る こ と がで き る。
[0080] 第 5 図および第 6 図は本発明の第 2 の実施例を示す。 第 2 実施例に おいて、 第 1 実施例 と同一機能物は同番号 が付さ れて い る 。
[0081] 本実施例の検出器 7 は、 第 1 検出器 8 お よ び第 2 検出 器 9 か ら構成されてい る。
[0082] 第 1 検出器 8 は、 発振回路 7 1 、 第 1 セ ンサ部 8 1 、 電流電圧変換回路 7 4 、 増幅回路 7 5 および第 1 比較回 路 8 3 か ら構成さ れる。
[0083] 第 1 セ ン サ部 8 は、 通風ダク ト 3 に取付け ら れた送受 信 用超音波セ ン サ 8 2 か ら な り 、 ノヽ ン ド ド ラ イ ャ太体 2 4 の前方の検出範囲内に、 検出物 と し て の使用者の身 体が存在する と 、 電流信号を電流電圧変換回路 7 4 に送 る 。
[0084] 第 1 比較回路 8 3 は、 増幅回路 7 5 か ら送 ら れて き た 増幅電圧 と 予め設定さ れた基準電圧 ( V c ) と を比較す る。 こ こ で、 基準電圧は、 ハ ン ド ド ラ イ ヤ本体 2 4 の前 方の第 1 検出範囲 (第 6 図 に示 し た破線で囲 ま れ た範 囲 ) c 内で使用者の身体 (第 1 被検出物 ) を検出 し た 際、 第 1 比較回路 8 3 に送 ら れて く る電圧 に等 し い。 よ っ て、 第 1 比較回路 8 3 は、 増幅電圧が基準電圧に達 し た時、 つ ま り 使用者の身体 (第 1 被検出物) を検出 し た時、 第 1 タ イ マ回路 6 6 に断続的なオ ン信号を送る。 逆に、 第 1 比較回路 8 3 は、 増幅電圧が基準電圧に達 し て い ない時、 つ ま り 使用者の身体 (第 1 被検出物) を検 出 し て レヽ な い時、 第 1 タ イ マ回路 6 6 に オ フ信号を送 る 。
[0085] 第 2 検出手段 9 は、 発振回路 7 1 、 セ ン サ部 9 1 、 電 流電圧変換回路 7 4 、 増幅回路 7 5 、 第 2 比較回路 9 3 お よびダイ オー ド 9 4 か ら構成される。
[0086] 第 2 セ ンサ部 9 1 は、 通風ダク ト 3 に取付け られた送 受信用超音波セ ンサ 9 2 か ら な り 、 通風ダク ト 3 の吹出 口 3 5 の開 口方向 ( ハ ン ド ド ラ イ ヤ本体 2 4 の図示下 方) の検出範囲内に、 検出物 と し て の使用者の手が存在 す る と 、 電流信号を電流電圧変換回路 7 4 に送る。
[0087] 第 2 比較回路 9 3 は、 増幅回路 7 5 か ら送 ら れて き た 増幅電圧 と 予め設定された基準電圧 ( V d ) と を比較す る 。 こ こ で、 基準電圧は、 通風ダク ト 3 の吹出口 3 5 の 開口方向の第 2 検出範囲 (第 6 図に示し た一点鎖線で囲 ま れた範囲) d 内で使用者の手 (第 2 被検出物) を検出 し た際、 第 2 比較回路 9 3 に送 ら れて く る 電圧 に等 し い。 よ っ て、 第 2 比較回路 9 3 は、 増幅電圧が基準電圧 に達し た時、 つ ま り 使用者の手 (第 2 被検出物) を検出 した時、 第 1 タ イ マ回路 6 6 および第 2 タ イ マ回路 6 7 に断続的 なオ ン信号を送る 。 逆に 、 第 2 比較回路 9 3 は、 増幅電圧が基準電圧に達していない時、 つ ま り 使用 者の手 (第 2 被検出物) を検出 してい ない時、 第 1 タ イ マ 回路 6 6 お よ び第 2 タ イ マ 回路 6 7 に オ フ 信号を送 る 。
[0088] こ こ で 、 基準電圧 ( V c ) と 基準電圧 ( V d ) と ほ、 同 じ電圧であ っ て も異な っ ていて も ど ち ら でも良い。 ま た、 第 1 タ イ マ回路 6 6 は、 第 2 比較回路 9 3 か らダイ オー ド 9 4 を介 してオ フ信号を入力 し ていて も、 第 1 比 較回路 8 3 か ら断続的なオ ン信号を入力 していればヒ ー タ 用 ト ラ ン ジ ス タ 6 2 a に オ ン信号を出力す る。
[0089] 上記実施例では、 本発明の温風機制御装置をハ ン ド ド ラ イ ヤ制御装置に採用 し たが、 本発明をハ ン ド ド ラ イ ヤ 以外のヘ ア ド ラ イ ヤな どの温風乾燥機制御装置に採用 し て も良 く 、 工場やバス車両の出入口 に配設さ れるエア 力 一テ ン な どの温風乾燥機制御装置に採用 して も良 く 、 合 所'や ト イ レ な どの足元ヒ ータ 、 室内を暖房す る電気ス ト ーブ等の温風暖房機制御装置に採用 して も良い。
[0090] 上記実施例で は 、 電動フ ァ ン と ス ク ロ ー ル ケ ー シ ン グ と か ら遠心式送風機を構成 し たが、 電動フ ァ ン と して軸 流式フ ァ ン等のその他の電動フ ァ ン を用いて も良 く 、 ま た通風ダク 卜 内に空気流を発生させ る こ と がで き る も の な ら ばそ の他の電動フ ァ ン を用いて も良い。
[0091] 本実施例で は、 セ ンサ部に一対の送受信用超音波セ ン サを用い たが、 送信部 と受信部 と が別途構成されている も のを用いて も良 く 、 焦電セ ン サ 、 光電セ ン サ等の非接 触式のスィ ッ チを用いて も良い。 ま た、 セ ンサ部は、 通 風ダク ト 等のハ ン ド ド ラ イ ヤ本体に一体的 に設け ら れて い る必要はな く 、 例えばセ ン サ部を ト イ レ の ド ア部あ る い ほ手洗いの蛇口等に設けて も良い。
[0092] 本実施例では、 検出手段を発振回路、 セ ン サ部、 電流 電圧変換回路、 増幅回路、 第 1 比較回路お よび第 2 比較 回路か ら構成 し たが、 検出手段を少な く と も第 1 セ ン サ 部お よ び第 1 比較回路か ら なる低電圧検出回路 と 少な く と も第 2 セ ンサ部および第 2 比較回路か ら なる高電圧検 出回路 と か ら構成 して も良い。 ま た、 検出手段を電流検 出回路 と し て も良 く 、 温度検出回路や光度検出回路 と し て も良 く 、 非接触式で 2 次元、 3 次元等の所定の検出範 囲を有す る検出手段であれば利用が可能である。
[0093] 第 1 実施例では、 第 1 被検出物 と第 2 被検出物 と の両 方を使用者の手等の同一の検出物 と し たが、 第 2 実施例 の よ う に第 1 被検出物 と第 2 被検出物と を別途の検出物 と し て も 良い。 例え ば、 へ ア ド ラ イ ヤ制御装置で あ れ ば、 第 1 被検出物 と し て 使用者の手 を検出 し 、 第 2 被検出物 と して使用者の頭部を検出する方法等が考え ら れ る 。
[0094] 本実施例では、 ス イ ッ チ ン グ回路 と し て ト ラ ン ジス タ と 卜 ラ イ ア ¾ / ク と を用いたが、 スイ ッ チン グ回路と し て リ レー、 開閉スィ ッ チ等を用いても良い。
[0095] 本実施例でほ、 P T C ヒ ータ で通風ダク ト 内を通過す る 空気 を 加熱 し た が、 通風ダ ク ト を設 け ず に P T C ヒ ー タ 等の電気 ヒ ー タ で電動 フ ァ ン に よ っ て使用者の 身体に向か う 空気を加熱 して も良い。
[0096] 産業上の利用可能性
[0097] 本発明の温風機制御装置に よれば、 電気ヒ ータ の予熱 制御を採用する必要がないので、 過大な電力の消費を防 止で き、 他の部品への悪影饗を防止で き る。 非接触式の 検出手段に よ り 被検出物を検出 し た と 同時に、 直ち に し か も初めか ら使用者の身体に向か っ て十分加熱さ れた空 気を吹き 出す こ と がで き る ので、 温風機の使用感を飛躍 的 に向上させる こ と がで き る。
权利要求:
Claims

請求の範囲
( 1 ) 通電さ れる と 使用者の身体に向か う 空気流を発 生させる電動フ ァ ン と 、
通電される と前記電動フ ァ ン に よ つ て前記使用者の身 体に向 う 空気を加熱す る電気ヒ ータ と 、
第 1 検出範囲内で第 1 被検出物を検出する と と も に、 第 2 検出範囲内で第 2 被検出物を検出す る非接触式の検 出手段 と を有し、
前記検出手段に よ っ て前記第 1 検出範囲内で前記第 1 被検出物を検出 し た時に前記電気ヒータ を通電し、 前記 検出手段 に よ つ て前記第 2 検出範囲内で前記第 2 被検 出物を検出 し た時 に前記電動 フ ァ ン を通電す る 制御回 路 と
を備え た温風機制御装置。
( ) 前記温風機制御装置はハ ン ド ド ラ イ ヤであ る請 求の範囲第 1 項記載の装置。
( 3 ) 壁面に取 り 付けて使用さ れる も ので あ る請求の 範囲第 2 項記載の装置。
( ) 空気流の吹出口が下方に向かっ て開口 している 請求の範囲第 3 項記載の装置。
( 5 ) 第 1 検出範囲ほ吹出口の下方であ っ て、 吹出口 に比較的近い範囲であ り 、 第 2検出範囲は吹出口の下方 であっ て、 第 1 検出範囲に隣接 して お り 、 かつ第 1 検出 範囲よ り も吹出口か ら遠い範囲である請求の範囲第 4項 記載の装置。 ( 6 ) 第 1 検出範囲は吹出口の下方の範囲であ り 、 第 2 検出範囲ほ、 装置の側方の範囲であ る請求の範囲第 4 項記載の装置。
( 7 ) 前記第 1 被検出物 と第 2 被検出物はそれぞれ人 体の一部分であ る請求の範囲第 2 項記載の装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
ES2047321T3|1994-02-16|
EP0417309A1|1991-03-20|
EP0417309B1|1993-10-20|
DE69004039T2|1994-02-17|
DE69004039D1|1993-11-25|
JP2890366B2|1999-05-10|
JPH02242045A|1990-09-26|
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EP0417309A4|1991-09-25|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1/64867||1989-03-15||
JP1064867A|JP2890366B2|1989-03-15|1989-03-15|温風機制御装置|AT90904432T| AT96219T|1989-03-15|1990-03-13|Regelvorrichtung eines geblaeses.|
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